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独り言

我々の流派の鍼灸は、 あくまでも体表面を対象に診断することが中心となる。
いわば、見えざる衛気・営気を「 視覚的に見える体表所見」と「見えざる体表所見」を通じて視覚的に見える体内の閉鎖空間と見えざる体の外側、非閉鎖空間にも働きかけ、さらには体を通して患者の心理面にも影響を与えて行くのである。

実効性のある医療として世界が注目するのも実践している鍼灸師はよくわかることでしょう。

 

2年ぶりの患者さん

二年前に急性の尿路結石で来院された患者さんが手の痹れで再診された。

当時は、結石に対して膀胱湿熱証として飛陽に鍼をしすぐに結石は排出されたとはご家族からは

伺っていたが、排石後担当医に石を見せて治療の事を告げると大いに驚かれたとの事。

無事に経過した話を伺うとうれしいものです。

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