よくある質問

はりは痛くないの?はりは安全ですか?
髪の毛ほどの細いはりを使用することが多く、ほとんど痛みはありません。
当院では、一回一回使い捨てにて使用していますので、安全、衛生面においてご安心頂けます。

ディスポーザブル(使い捨て)豪鍼 (いっしん社製)

極細鍼
鍼灸は慢性病に効果があるとよく聞くが、急性病にも効くのですか?
結論から言えば急性の病に対しても大変有効です。令和の現代でも漢方医学のバイブルとされる『傷寒論』という二千年前の医学書には急性の感染病についての治し方について時間経過とともに刻々変化してゆく病気の状態を詳細に記載されています。当然、当時は今の様に西洋医学が十分に発達していなかった明治時代までは、治療はわが国においてもほどんど東洋医学で行なっていましたので当然それまでは急性病に対してもほとんど鍼灸や漢方薬で対応して治していたのです。
現代においてもギックリ腰・寝違え・捻挫・打撲などの整形外科疾患はもちろん、内科の急性病、例えば急な胃痛や発熱・風邪等にも高い効果があることは臨床の中で数々経験しておりますし、私自身も鍼灸で自分の急性の病に対応して治しています。親族での私的な経験ですが虫垂炎や脳梗塞、感染症による意識障害においても極めて有効であった経験もございます。
鍼灸はどの位の期間・間隔で行えばよいのか?
その人の体質・症状によって、すべて異なりますが、簡単に言えば急性の病は速く治り、慢性の病気は比較的時間がかかるということは言えると思います。
慢性の病でもぴったり東洋医学的な診断があえば、短期間で奏功していく事もよく経験していることです。症状の軽重に関わらず、東洋医学で言う気・血・津液・臓腑経絡の乱れが重い場合は治り難いと理解して頂ければよいと思います。
治療間隔としては、一ヶ月以上患っている慢性病の場合は、症状が半減するまで週2回以上が最も改善しやすい通院の方法です。症状がある程度改善されれば、週に1~2回、更に改善されれば10日に1回、二週間に1回、と間隔をあけていきます。
治療効果がある程度安定すれば、身体が正常な状態を覚えていますので通院間隔を広げても、少しの治療で身体の調節をするだけで維持・改善へと向かうことが出来ます。
急性病の場合は、とにかく続けて(1日2回、毎日、2日に1回などの治療間隔で)行い、慢性化する前に治す方法をとります。
病が急であればあるほど治療間隔を短くするほうが効果的です。
治療時間はどの位かかりますか?
症状にもよりますが初診時には患者さんの症状・体質等を詳しく診察するために目安として2時間から3時間程度かかります。再診時は混雑状況や治療内容にもよりますが大体治療後の休憩を含め1時間程度になります。

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