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風邪が治らない症例

六日前に大寒の日に表寒証を患うも、仕事が休めず全く治せず。
食欲なく、手足が大変消え切っている。熱、喉痛、咳などは
ないが殻がだるく、全く事務仕事がはかどらない。

脈は浮かず、脉力と幅はない。下は潤にて力がなく、白膩苔。
少陽病との鑑別が必要だが、」少陰病の麻黄附子細辛湯症と判ずる。

右の胞肓2寸8番鍼で横刺による温補法、30分置鍼。
手はかなり温まり、足もかなり温まる。脈は浮き気味になり、表位に寒邪が浮上し、悪寒が生じてくる。下の異常な潤いは取れて
神がでてくる。
左申脈にて表寒を解く。
かなり寒気が取れて、疲れがドッと出てくる。
帰宅して暖かくしてよく睡眠をとり入用を控えるよう養生指導。
明日が仕事が休みなのが幸いのタイミング。

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