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風邪が治らない症例

六日前に大寒の日に表寒証を患うも、仕事が休めず全く治せず。
食欲なく、手足が大変消え切っている。熱、喉痛、咳などは
ないが殻がだるく、全く事務仕事がはかどらない。

脈は浮かず、脉力と幅はない。下は潤にて力がなく、白膩苔。
少陽病との鑑別が必要だが、」少陰病の麻黄附子細辛湯症と判ずる。

右の胞肓2寸8番鍼で横刺による温補法、30分置鍼。
手はかなり温まり、足もかなり温まる。脈は浮き気味になり、表位に寒邪が浮上し、悪寒が生じてくる。下の異常な潤いは取れて
神がでてくる。
左申脈にて表寒を解く。
かなり寒気が取れて、疲れがドッと出てくる。
帰宅して暖かくしてよく睡眠をとり入用を控えるよう養生指導。
明日が仕事が休みなのが幸いのタイミング。

咽頭炎や風邪・インフルエンザに関して

感染症に対しても東洋医学・鍼灸でも大いに治療効果がある場合が多い。

熱のきついような症状には連続して行う必要があるが、多くの場合効果があがることがほとんどである。

っ症状の軽いものでは治療中、治療直後に症状が消失する場合も多い。

 

但し寒型・熱型・混合型を鑑別師、病機の位置感染症が暴れている東洋医学的に分析し特定することが肝要であり、

また八津証する前の状態や体質ウィをよくよく考量に入れてÇ技量が出来れば本当に治療効果が高い治療法である。

本日も咽頭炎の患者さん。

精神疲労と飲食の不摂生があるベースのもとに熱型の外感病(感染症)にかかり来院。

右不容穴に治療後、即座に咽頭炎は消失

歯の痛みを訴える患者さん

本日の症例

腎陽虚の下肢の冷えで通院中の患者さん。
昨日より急に夜中にうずくような右上歯の奥の痛みを訴える。患部を除いても腫れはひどくなく軽度に発赤し、外見は腫れているが、触診では患部に熱感はない。

秋が深まり気温低下が腎陽虚に影響したと考え、右滑肉門に補法で刺鍼。
刺鍼中に急性の虚性の痛みは消失。

 

東洋医学では腎之臓と骨・歯・髄との関係性が強いとされるがそれが良く分かる症例

鍼による清熱の一例

鍼は陰陽の片寄りー陰陽の不均衡を診断してそれを調整すれば高い効果が表れる。

先月の話ではあるが、ある患者さんが蜂窩織炎に罹患、過去にもしばしば同様の病にかかり抗生物質の服用一週間で治癒していた。

6月に入り蜂窩織炎を発症、皮膚科で抗生物質の処方を受け、発症後の翌日に来院。

八会穴髄会、三陽交 絶骨に瀉法にて清熱解毒方を行う。翌日には痛みが消失し、蜂窩織炎による皮膚症状も大幅に緩解しこんなに早く効果が出現したことに患者さん自身が大変驚かれてた様子。

 

 

 

五十肩の石灰化による激痛の症例

コロナ禍の2021年余りに夜間痛が酷く耐えがたいと訴え患者さんが来院。

整形外科に五十肩で1年半治療とリハビリで通院も悪化の一途辿る。

賀損診断では腱板の石灰化が確定していた。以前通院されていた患者さんでが

当院の事を思い出し治療。気滞瘀血症としてあるツボを中心に治療、徐々に痛みは軽減し

整形外科を受診したところ石灰沈着消失の為首を傾げられる。

 

2023年3月いつもアレルギーを主として通院中の患者さん。あまりの激痛の為近所の整形外科受診、石灰沈着の症状の為、NSIDSの鎮痛剤、石灰分解薬を投与いただくも不変。

瘀血症として治療、一回で激痛は消失し安眠可能となる。以後治療を続け6回治療終了後に疼痛は完全に焼失し、肩関節の可動にても痛みの際限ないため

再度画像診断をしていただいたところ石灰沈着は消失。

手術をせずによろこばれる。非侵襲的で、痛みのある局所に治療するわけでもなく負担と恐怖感の少ない大変良い治療と自画自賛。

所謂病気ではないが

3月に入り大学受験生も終わりほっとしている親御さんも多いことでしょう。

受験生の男の子の相談で、受験シーズンが始まり連日の受験のプレッシャーから入学試験時のぼせが酷くとても試験問題を解く身体、精神状態では無くなってしますという切羽詰まったお困りの相談を受けた。

鍼治療後の翌日よりのぼせ感は消失、落ち着いて受験が出来たとの報告を受けと当方でも喜んでいたが、受験にも合格できたとのお知らせも受けて
幸せのおすそ分けを頂いたと同時にお母さまからもお心遣いのお茶とお菓子を頂きました。ありがとうございました。

これから大学生になりしっかりとインテリジェンスを磨き、未来の日本で活躍する人材になっていただきたいと切に願います。

帯状疱疹後神経痛の患者さん

帯状疱疹後神経痛の患者さん
新型コロナウイルスの罹患が引き金にはなっていない様子。

症状がほとんど緩解後もストレスがかかる度に肩が凝りほんの少しだけ神経痛が出現していたが
加療を継続してさらに呼吸法を覚えてもらい肩凝りが出にくくなり
症状は出なくなって安定していますが体調維持のために本症例の患者さんは治療を継続されておられます。

白内症手術後の眼の違和感に効果のあった症例

以前より通院中の患者さん。
基礎疾患のアトピー性皮膚炎や遺伝性の背景から白内障を患われ手術を行われた。

手術後来院、目のゴロゴロとした違和感に悩まされていて点眼薬治療を継続しているが症状が軽快せずお困りとの事。

手術外傷による目の異常ではあり、関連経絡を切経すると右の合谷穴に異常な緊張と熱感の反応を蝕知し、治療。

置鍼後即座に違和感は消失して以降症状は落ち着ついている。

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